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遠視とは?近視との違いや老眼についても解説!

こんにちは!

今回は遠視と老眼のお話です。

あまり馴染みがない遠視ですが、実はほぼ全員遠視を経験しているんです!

どういうことなのか、詳しく説明していきます。

遠視とは

原因

以前近視のときにもお話ししましたが、まずこの説明から。

人間は目で見たものを、『水晶体』というレンズを通し、『網膜』というスクリーンにピントを合わせて映し出し、脳で映像として処理をします。

網膜にきちんとピントが合っている状態を『正視』と言います。

遠視とは、ピントが目の後ろにあっている状態のことをいいます。

眼球が小さい状態のときに起こります。

そう、皆さん赤ちゃんや子どものときはみんな遠視の状態なんです。

他にも

他にも角膜や水晶体の屈折力の弱さでも遠視が起こります。

遠視は遠くも近くもピントが合わないです。

ではなぜ遠視なのに子どもの時は見えていたのか。

それは水晶体というレンズの調整をする筋肉が元気いっぱいだからです。

この筋肉を『毛様体(もうようたい)』と言います。

遠視は目が小さいために起こるものなので、成長とともに眼球が大きくなることで自然と治ることがほとんどです。

正視の状態で目の大きさの成長が止まってくれればいいのですが、大きくなりすぎると『近視』に移行していきます。

ほとんどの方がこのように遠視→正視→近視と移行していきますが、大人になっても軽度の遠視や正視のままで、老眼以外の目の不自由さがない方も稀にいます。

私は強度の近視なので、うらやましいです✨

うちの父はずっと視力がよかったのですが、老眼鏡を作るために私の勤める眼科で視力検査をしたところ、『遠視』と『乱視』が見つかりました。

高齢になって毛様体が衰えたことにより、遠視が強く出る方もいるようです。

近視についてはこちらをご覧ください。

症状

先ほども少し触れましたが、遠視は遠くも近くもピントが合っていません。

見えるのは『毛様体』が頑張ってくれているおかげです。

そのため、遠視の人は次のような症状が起こりやすいと言われています。

  • 目の疲れ
  • 目の奥の痛み
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 自律神経失調症の症状など

また、子どもの遠視では、手元の作業が続かない・集中力が持続しない・飽きやすいなどは、遠視による見にくさが原因のこともあります。

見にくい状態が続くと、子どもの場合は『弱視』や『斜視』にもつながるので、何か見え方に違和感を感じたら、眼科の受診をしてください。

治療法

単なる遠視の場合は、根本的に治す方法はありません。

必要に応じてコンタクトや眼鏡で視力を矯正する対処療法になります。

私の近所の子で、勉強中に目が疲れて集中できないと相談されたことがありました。

遠くは見えているようなので、もしかして『遠視』なのではないかと思い、100均で軽い老眼鏡をかけてもらいました。

すると、「すごくよく見える!!」と感動してくれました。

『遠視』の矯正で使われるレンズは、凸レンズで老眼鏡のレンズと同じです。

なので、老眼鏡を試してみたわけです。

結局その子は家で勉強する時だけ100均の老眼鏡を使ってみるということで、買って帰りました。

後日その子のお母さんから、「目が疲れなくなったって言ってるよ」と報告されました。

今まで視力がよくて、最近目が疲れるという人は、100均の老眼鏡を試してみるのも1つの手です。

でもこれは一時凌ぎに過ぎないので、きちんと眼科へ受診し、ご自身の視力に合った眼鏡を作られたほうがいいです。

ちなみに『近視』のレンズは凹レンズです。

次は老眼についての解説です。

老眼とは

原因

加齢とともに、水晶体(レンズ)を支えている筋肉の毛様体が衰えると『老眼』になります。

ピントを合わせる力がなくなってきちゃうんですね。

近くを見るときは、この毛様体が「ぎゅん!」と力を入れて、水晶体を厚くします。

この筋肉が年齢とともに衰えてしまい、近くを見ることができなくなってしまうんですね。

体の中で目が一番先に老化するとも言われています。

治療方法

老眼も以前は眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正で対処療法のみでしたが、現在は医学が進歩し、手術による治療方法が確立されてきています。

そのうちの3つをご紹介します。

多焦点眼内レンズ挿入術

多焦点眼内レンズは光屈折などを利用して、遠くと近くの2ヶ所、もしくは遠く・中間・近くの3ヶ所に焦点が合うように設計されています。

近視・遠視・乱視と老眼が同時に矯正可能で、手術は白内障の手術と同じ手術方法になります。

水晶体を取り除き、取り除いた部分に多焦点眼内レンズを入れます。

新聞や値札程度の文字の大きさは裸眼で見るようになりますが、それ以上の小さいものを見る時は、眼鏡が必要となります。

レーシック

今までのレーシックでは、近視・遠視・乱視のみの適用でしたが、新たに老眼にも対応したレーシックが開発されました。

レーシックは角膜をレーザーで削って屈折を調節し、ピントが合うようにする手術法です。

このレーシックの角膜を削り方を改良して、老眼に対応することができました。

また、モノビジョンと言って片方の目を近くにピントを合わせ、もう片方を遠くにピントを合わせて、両眼で見た時に遠くも近くも見えるようになるという見え方の方法があります。

レーシックでモノビジョンになるように角膜を削る方法もあります。

角膜インレー挿入術

中心に穴が開いた薄く小さなリング状のフィルムを、レーザーの照射で作った角膜のポケットに入れる手術方法です。

薄めで見た時に物がよく見えるようになるのと同じ、ピンホール効果によって老眼を治療します。

気になることがあれば眼科受診を!

私が眼科に勤めていた時は、老眼の治療は多焦点眼内レンズくらいしかなかったのですが、20年たつといろんな治療方法が出てくるんだなと思いました。

お子さんの目の見え方や、ご自身の見え方で不安なことがある場合は、ぜひ眼科に受診してください。

自己判断ではわからなかったことが出てきますし、特にお子さんはこれからの見え方にもかかわってきますので、早めの受診をおすすめします。

次回の目のお話は、今回の遠視の時にチラチラ出てきた『弱視』についてしようと思います。

ちなみに私は40代半ばですが、おそらく老眼がきています😫

小学校2年生の長男の宿題で、物差しで長さを測るという物があったんですが、メモリがチカチカして見えにくくてたまりませんでした。

きちゃいましたね…😭

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた😸

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