こんにちは!
私は片頭痛もちで、1年に数回寝込むぐらいの発作が起こります。
先月、在宅で仕事していた時に『閃輝暗点(せんきあんてん)』が見え、慌てて薬を飲みました。
今日はその時の様子や片頭痛のことを書いていこうと思います。
片頭痛?偏頭痛?
片頭痛をお持ちの方で、Webなどで検索したことのある方は一度は迷う「片頭痛」と「偏頭痛」ですが、実はどちらも同じ意味です。
どちらを使っても大丈夫なのですが、一般的には「片頭痛」を使います。
なので、こちらの記事でも「片頭痛」で表記していきたいと思います。
閃輝暗点とは
閃輝暗点は、片頭痛の前兆として現れることが多い一時的な視覚異常のことを指します。
視界に光のチカチカやギザギザ模様が現れたり、見えにくくなったりする症状です。
特徴
視覚的な症状
- 光がチカチカする(「閃輝」)
- ジグザグ模様や波状の光が見える
- 視界の一部がぼやける、見えなくなる(「暗点」)
- 症状は通常、片目または視界の一部分に限られる
持続時間
- 数分から30分程度で消えることが多い
片頭痛との関連性
- 閃輝暗点が現れた後に片頭痛が起こることが多い
- ただし、閃輝暗点だけが現れて頭痛が起こらないケース(「閃輝暗点のみの片頭痛」)もある
原因
閃輝暗点の正確なメカニズムは完全には解明されていませんが、脳内の血流の変化や神経活動の異常が関与していると考えられています。
片頭痛の引き金となるストレス、睡眠不足、ホルモン変動、特定の食べ物などが、閃輝暗点の発生にも関わることがあります。
対処法
落ち着く→症状が出たら、静かな場所でリラックスする
刺激を減らす→明るい光や画面を見るのを避ける
記録する→発生頻度や状況を記録して医師に相談
閃輝暗点が片頭痛以外の疾患(網膜剥離や脳血管の問題)によって起こる場合もあるため、初めて経験したり頻繁に起こったりする場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。
私が見えた閃輝暗点
私が初めて『閃輝暗点』という言葉を知ったのは、眼科に勤めていた時でした。
患者さんから「ギザギザしていてキラキラしたものが視界に見えた」という訴えがあり、その時に先生から「それは『閃輝暗点』ですね」というお話がありました。
そして初めて『閃輝暗点』という言葉を聞いた数年後。
仕事でPCに向かっていると、画面がとても見にくくなりました。
なんだろうこれ?と思ってよく見てみると、眼科に勤めていた時の患者さんが言っていた通りのものが見えました。
そして先月またしても『閃輝暗点』が出てきました。

こちらがそのイメージです。
私が見えるものは毎回こんな感じで、いびつな丸で右側がギザギザしています。
その中は虹色のモザイク状態で、視界の真ん中より右下側に出てきます。
実際はもう少しガチャガチャしたモザイクです。

この『閃輝暗点』は時間とともに形が変化していきます。
丸だったものが伸びて楕円形になり、真ん中はクリアになります。
そして点滅しながら薄くなって消えます。
その間の時間は20分ほどで、2回とも現れたのはよく晴れた日のお昼ごろでした。
最初のころは結構きれいだなと思いながら眺め、鎮痛剤の『ロキソニン』だけを飲んで様子を見ました。
が
それまで片頭痛の発作を経験したことがなかった私はなめきっていました。
その後、恐ろしいまでの吐き気に襲われ、トイレから出ることができませんでした。
せっかく事前に飲んだロキソニンは見事に排出され、そのおかげで鼓動とともに頭が割れそうになるほどの頭痛。
仕事中でしたが仕事を継続することはできず、職場のみんなに迷惑をかけてしまいました。
この経験から、先月久しぶりに閃輝暗点が見えた時は、まず吐き気止めを飲んでから痛み止めを飲みました。
閃輝暗点が消えた後、薬が効いているからか吐き気が出ることはなく、頭痛もうっすら感じる程度でした。
次は片頭痛について見ていきましょう。
片頭痛とは
片頭痛は、ズキズキと脈打つような頭痛を特徴とする慢性的な神経疾患です。
特に女性に多く見られ、発作的に数時間から数日間続くことがあります。
片頭痛は単なる頭痛とは異なり、以下のような独特の特徴があります。
特徴
頭痛の性質
- 頭の片側(または両側)に強い痛みを感じる。
- ズキズキ、ドクドクと脈打つような痛み。
- 身体を動かすと悪化することが多い。
随伴症状
- 光過敏: 強い光が不快。
- 音過敏: 小さな音でも気になる。
- 吐き気・嘔吐: 胃がムカムカする。
- 匂い過敏: 強い匂いに敏感になる。
発作の頻度と期間
- 1回の発作は数時間から3日間ほど続くことがある。
- 頻度は人によって異なり、月に数回から数か月に1回などさまざま。
前兆(オーラ)
- 片頭痛の約20~30%の人に、『閃輝暗点』などの前兆が現れる。
- これには、視覚的異常(チカチカする光、視界の欠損)、感覚異常、言語障害などが含まれる。
原因
片頭痛の正確な原因は完全には解明されていませんが、次のような要因が関与していると考えられています。
神経伝達物質の変動
- セロトニンの一時的な増減が、血管の収縮・拡張を引き起こすとされています。
遺伝的要因
- 家族に片頭痛持ちがいる場合、発症リスクが高くなります。
誘発因子
- ストレス: 精神的・身体的な負荷。
- 睡眠不足または過剰: 睡眠のリズムの乱れ。
- 食べ物・飲み物: チョコレート、アルコール、カフェインなど。
- ホルモン変動: 女性ホルモンの変化(月経、妊娠、更年期)。
- 環境要因: 気圧の変化、強い光や音、匂いなど。
対処法
生活習慣の改善
- 十分な睡眠: 睡眠不足や寝過ぎを避ける。
- バランスの良い食事: 食べ物の誘因を把握し、避ける。
- 適度な運動: ヨガやウォーキングなどを取り入れる。
発作時の対策
- 静かな暗い場所で休む: 光や音の刺激を避ける。
- 冷やす: 冷たいタオルやアイスパックで痛みを和らげる。
- 薬を服用: 医師から処方された鎮痛薬やトリプタン系薬剤を使用。
予防的治療
- 発作が頻繁な場合、予防薬(β遮断薬、抗てんかん薬など)が処方されることがあります。
片頭痛の症状は個人差が大きいため、適切な治療を受けるためには医師による診断が重要です。また、自分の症状や誘因を記録しておくと、治療の際に役立ちます。
必ずしも片頭痛の前兆で閃輝暗点は出ない
私の場合、片頭痛の前兆として閃輝暗点が出たのは2回だけです。
ほとんどの場合はモヤっと頭痛が始まり、そのままモヤっと終わることもあれば、激しく嘔吐して1日半ほど動けなくなったりもします。
モヤっと終わるかなと油断すると激しい方だったりするので、薬の飲むタイミングがを間違えて、嘔吐で薬が全部出るというのも何回も経験しています。
毎回閃輝暗点が前兆として出てくれればいいんですが…。
子育てや仕事をしているとなかなかタイミングが合わないことがあります😰
高血圧と閃輝暗点
産後に出た閃輝暗点
実は片頭痛の他にも閃輝暗点が見えたことがあります。
私は3人子どもがおり、3回の妊娠中すべて妊娠高血圧症候群になりました。
そして3人とも帝王切開で出産したのですが、産後もしばらく血圧が高い状態でした。
また帝王切開後の際の麻酔の影響で、頭痛もしばらく続きました。
3人目を出産した後、血圧は高い状態でしたが頭痛も治まってきた産後3日目ごろ。
いよいよ今夜から母子同室!という時にテレビを見ていたら画面が見にくいことに気づきました。
それが閃輝暗点だと気づき、ちょうど来た看護師さんに言うと、それまで穏やかだった看護師さんが真顔になり「血圧が高くなってきてる証拠だから、今日は赤ちゃんはこっちで預かるね。とにかく寝てね!」と言われました。
片頭痛がこれから起こるのかと思っていたし、赤ちゃんと母子同室できると思っていたので「ええぇぇ~~😲」と拍子抜けしてしまいました。
おかげでおっぱいはガチガチになってしまい、寝てねと言われても寝れずな状態になってしまったので、搾乳してやり過ごしました。
血圧と閃輝暗点の関係
片頭痛が血圧に影響を与える場合
片頭痛が起きる際、一時的に血管が収縮・拡張することがあり、これが血圧の変動を引き起こす可能性があります。
高血圧の人の場合、この変化が閃輝暗点を誘発する場合もあります。
高血圧が直接影響する場合
極端な高血圧(高血圧緊急症など)の場合、脳や目の血流に異常が生じることがあり、視覚的な異常(閃輝暗点のような症状)を引き起こすことがあります。
ストレスや他の要因の影響
高血圧を悪化させるストレスや疲労も、片頭痛や閃輝暗点の誘因となることがあります。
閃輝暗点と血圧が関連する場合の注意点
短時間で消える場合
閃輝暗点が短時間で消え、片頭痛が続く場合は、典型的な片頭痛の前兆である可能性が高いです。
継続的・頻繁に起こる場合
頻繁に起こる場合や症状が持続する場合は、片頭痛以外の疾患(高血圧性脳症、脳血管障害など)の可能性もあるため注意が必要です。
片頭痛と上手につきあいながら快適な生活を!
日常生活に支障が出てしまうほど、片頭痛は辛いですよね。
私の場合は先ほども書きましたが、激しい痛みと嘔吐に襲われるため、これはヤバいと思った時に吐き気止めと痛み止めを飲むようにしています。
ご自身の片頭痛の特徴を知って、うまく対処しながら毎日を乗り切っていきましょう!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ではまた😺


